2016.08.23 ( Tue )

よさこい(YOSAKOI)に恋をした!揃いの着物の一体感にときめいた!

サークルや部活で揃いの服を着ると、一体感を感じますよね。高校時代つまらない部活動を送っていた私は、着物に憧れて「よさこい」サークルに入部しました…


よさこい
 
大学に入ってサークル選びの時に、みなさんさまざまな基準で自分の入るサークルを決定すると思いますが、自分の場合は入学前から早稲田に入ったら絶対よさこいサークルに入ると心に決めていました。

 

その理由は「格好良い着物を着たい!」…ただその一点だけでした。

 

合唱部にはユニフォームが無い

 

自分は高校時代、合唱部に入っていました。合唱部を選んだ理由は特になく、単純に運動神経が良い方ではなかったのでスポーツ系を省いた結果、何もしないのも内申点に響くと考えて、消去法で合唱部になったという、とてもつまらない理由でした。

 

好きで始めた部活動でなかったので正直特別楽しく感じることもなく、ただ漫然と3年間を当たり障りなく過ごした印象しか無く、正直なところ「消化不良な部活動生活」でした。

 

そもそも、自分は昔から服がとても好きで、高校時代もアルバイトして貯めたお金はほとんど服代に消えてしまうくらいでした。

 

そんな中で、自分が消化不良だった理由の中で一番大きかったのが、大会に出場した時の格好でした。

 

合唱の大会時の服装は、だいたいどこの高校の場合でも学校の制服そのまんまです。

夏の大会は普通の制服の夏服で半袖Yシャツスタイル。

それ以外の時期の大会は普通の制服の冬服で上着も着用するスタイルでした。

 

要するに、毎日学校に通っているときと何も変わらない格好なのです。

 

そのせいで、大会は基本的に日曜日に開催されることが多いのですが、「休みの日に学校に行く感覚」でしかなく、「せっかくの休みの日が潰れた」という苦痛に包まれて会場に足を運んでいた記憶しかありません。

 

後悔と憧れの高校時代

 

正直、そんな自分から見て羨ましかったのが、サッカー部やバスケ部などのスポーツ系の部活動でした。

 

スポーツ系の部活動の中でも、特にサッカーとバスケのユニフォームは格好良く見えるので個人的に大好きなのですが、それが試合や大会の前には朝練終わりのまま授業をジャージ姿で受けたりするのです。

 

そのジャージ姿は、自分が持っている学校指定の体操服と比べるまでもなく、普通に格好良く見えるのです。

でかでかと高校名がローマ字で入っているだけのシンプルなデザインでしたが、それこそ「背中で学校を背負っている」感じさえしました。

 

それだけでなく、自分のクラスにはサッカー部のメンバーが多かったのですが、冬の大会前とかは、授業中も同じジャージ姿の面々が揃って一体感がハンパない感じでした。

 

「運動神経とか気にせずにサッカー部に入っていれば良かった…」と後悔した回数は、数えても数えきれないくらいでした。

 

それに比べて、合唱部にその一体感は感じられませんでした。

それこそ、合唱部の試合衣装が制服なのだとしたら、普段授業を受けている制服姿は試合の格好と同じなのでテンションが上がっても良いはずですが、当然そんな気持ちの高ぶりは微塵も得られませんでした。

 

揃いのジャージが生みだす一体感

 

自分は昔から衣装次第でテンションが左右される傾向があって、中学時代とかも新しい服を買ってもらった時には、その服を誰でもいいから見せたいが為だけに、意味もなく外を歩いたりするくらいでした。

 

それだけに、その格好良いサッカー部と格好良く見えない自分の合唱部の差に悔しさを覚えていました。

それは「日常の中の非日常への憧れ」だったのかもしれません。

 

試合や大会というのは本来的に「特別な日」であるはずだと思います。

普段練習してきた成果をすべて出しきって勝敗が決まる場なのです。

だからこそその場に挑む格好が重要に感じます。

その最高形態が、チームみんな一丸となったユニフォーム姿だと思うのです。

 

普段とは違う場に挑む瞬間こそ、普段と違う格好に身を包んで、その瞬間に向けてテンションを高めて行く過程自体を楽しむことができるはずです。

 

みんなで授業中から同じジャージ姿で時間を過ごし、大会の会場までの電車での移動の最中も同じ格好で一体感を醸成し続ける…それが自分の求めている姿でした。

 

結局そんな自分の思いに気付いてしまった時、「高校時代の部活動は一歩を踏み出せなくて本当に後悔したけど、その後悔した気持ちに気づけただけ進歩もしたはずだ。大学では絶対同じ轍は踏まない。」との固い信念を抱いたのでした。

 

早稲田祭での運命の出会い

 

そんな中で、自分は昨年の早稲田祭のステージでよさこいの演舞と出会いました。

その瞬間、全身を衝撃が走ったのを今でも覚えています。

同時に「絶対早稲田に合格してよさこいをやる!」と心に誓いました。

 

今から思うと、模試でE判定とかが出てしまい周りに受験を反対されたりした時もありましたが、その辛く厳しい時を自分が乗り切られたのも、この早稲田祭でのよさこい演舞との運命的な出会いがあったからだと思います。

 

「着物姿で」「一体になって」「踊る」というパフォーマンスは、まだ高校生の自分にとって「求めている非日常」そのものでした。

よさこいが一体どんなものなのかも分からないままに「これをやりたい!いや、これをやる!」と想いを熱くするには充分すぎる熱量だったのです。

 

よさこい一本の新歓見学

 
早稲田大学東京花火
 
無事早稲田大学に合格し、新歓時期に迷わず自分はよさこいサークルの新歓イベントに参加しました。

 

早稲田には「東京花火」と「踊り侍」という大規模な2つのよさこいサークルがあります。

通称「花火」と「侍」で、どちらも日本を代表する規模と実力のよさこい集団です。

 

自分の場合は最初から「よさこい一本」に絞って新歓サークルめぐりをしたので、毎回の練習に参加するうちに両方の先輩に顔を覚えてもらえて、この2つとものサークル両方がどんどん好きになり、最後にどちらかを選ばなければならない段階で本気で両方に入りたくなってしまっていました。

 

結局は、自分の運動神経などから総合的に判断して東京花火を選びました。

個人的な感じ方だとは思いますが、東京花火の方が伝統系で型に沿った形で、踊り侍の方が激しいダンス的な要素が強い感じがしたので安全策といった感じでした。

 

あとは最終的には、衣装のセンスの面でも、東京花火の方が純和風なテイストで、東京花火はどちらかと言うと派手でステージ映えするような印象のものだったので、普段自分が絶対に着ないような和服の世界に飛び込みたいという理由が東京花火を選んだ理由です。

 

やっぱ着物って良いな

 

実際に注文したよさこい衣装が届いた時は本当に嬉しくて仕方ありませんでした。

みんなテンションが上がったのは当然ですが、そこには「これで自分も一緒の仲間になったんだぞ」的な一体感がありました。

 

実際、洗濯とかの関係もあるので本番前でない練習は普通のTシャツとジャージ姿でやることが多いのですが、全然関係ない一人暮らしの家の中で鏡の前で衣装を何度も着てみたりしました。

 

本当はよさこい衣装のことを着物とは呼ばないのですが、素直にこみあげてきた気持ちは「やっぱ着物って良いな!」の一言に尽きました。

 

そもそも、何か「特別なこと」が無い限り、現代の生活において普段の暮らしの中で和服に袖を通す機会なんてありません。

あったとしても、せいぜい夏祭りに浴衣を着るかどうかくらいのものです。

 

それがサークルの活動を通して、一年中全国のいろんな場所で「特別なこと」を体験できる楽しみが生まれたのです。

 

全国で着物で踊れる幸せ

 

よさこい祭りはもともと高知発祥ですが、全国各地で毎年たくさんの祭りとして開催されます。

東京花火でも、高知以外に湘南・浜松・神戸など各地の祭りに参加します。

 

それぞれの地域ごとにそれぞれの祭りのカラーがあるのですが、何より楽しいのはその「沿道の風景とよさこい衣装の競演」です。

 

ダンスや他のパフォーマンスなどと違って、よさこいの特徴は街中を隊列を組んで練り歩くことができるのですが、全国から集まったさまざまな衣装の集団が街の景色と調和をとりながら踊り歩く姿は、観衆を魅了してやみません。

 

そして観衆が魅了された至福の表情をしているのを見て、自分たち踊り子もそれ以上の至福の時間を享受できるのです。

 

もしよさこいをやっていなければ、一生こんな風景を見ることができなかったでしょうし、一生こんな充実した時間を味わえなかったでしょう。

 

街中を着物に足袋姿で歩く…一人でそんなことをする勇気もないですし、たとえ歩いたとしても周りの人も「珍しい人が居るな」程度の反応で終わってしまうはずです。

 

それが、「特別な日」にサークル一体となって行ってみれば全く違う景色になるのです。本当に凄いことだと思います。

 

自分が求めていた「日常の中の非日常」はよさこいの中に間違いなく見つけることができました。

 

よさこいは漢字で書くと「良さ来い」で、語源は「来てもいいよ。寄ってらっしゃい」の意味だと先輩に教わりました。

ぜひみなさんも、着物姿の非日常を体験しに来てほしいと思います。

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