2016.08.21 ( Sun )

テニサー(テニスサークル)は飲みサーでヤリサー? 噂の真実は?

大学サークルの華といえばやはりテニサー(テニスサークル)になるでしょうか。一方でテニサーはチャラいとかヤリサーという噂もあります。その真相について語ります。


テニスサークル
 
大学サークルの花形といえばテニスサークル、通称テニサーです。

各大学単位のもの以外にも複数の大学が合同で活動を行うインカレサークルもたくさん存在します。

 

その中で「テニサー=飲みサー」「テニサー=ヤリサー」という噂が絶えないのも事実です。

実際「テニスをやりたいと思って入ったのに結局4年間テニスを一度もしたことがなかった」という先輩の話も聞きます。

 

そんなテニサーの噂と実態をレポートしたいと思います。

 

早稲田にテニサーは200ある

 

高校時代までは、野球やサッカーの人気に比べて、決してメジャーな存在でなかったテニスの存在ですが、大学に入った途端にその勢力図は一変します。

 

その人気の理由は、テニスはとにかく敷居が低いのです。

 

運動神経に関係なくシングルスでもダブルスでも行えますし、経験者は経験者同士、初心者は初心者同士で練習や試合を出来るので未経験から誰でも入れることが大きいでしょう。

 

さらに、高校までのように先生が指導するのではなく、上手い先輩が横について指導をしてくれるのですが、これが先輩後輩間の距離を縮めるのに最高のシチュエーションなのです。

 

ラケットの持ち方から始まって、腕の振り方、ボールの追い方…。そしてその極めつけは「正しいフォームの指導」の行程です。

 

まだラケットの持ち方も何も分からない新入生女子の背中側に先輩がぴったり張り付いて、腰や手首に触れながら一つ一つの動作を教えていくのですから、ここで先輩後輩が仲良くなるチャンスがあります。

 

つまり、上手い人にも初心者の人にも「指導」という行程を通じて仲良くなるチャンスが平等に与えられているのです。

この「万能のコミュニティ性」こそが、テニサーが不動の人気の理由です。

 

スポーツというよりレジャー

 

テニサーに入る人の特徴を見てみると、実は「スポーツ目的で入る人より友達づくりで入る人の方が多い」のです。

 

「○○(サークル名)に入ろうと思った目的は何ですか?」(複数回答可)

A:テニスをしたいから

B:友達を作りたいから

C:飲み会が楽しそうだから

D:その他(      )

 

これは実際に自分の友達が運営している早稲田中心のテニサーの入会時のアンケートの中身ですが、どんな結果になったと思いますか?

 

A:テニスをしたいから 15%

B:友達を作りたいから  88%

C:飲み会が楽しそうだから  52%

D:その他(      )

 

結論から言うと、もはやテニスなんてどうでも良いのです。

仲良くなるコミュニケーション手段がテニスというだけなのです。

 

「週に何回くらい練習に参加したいと思いますか?」

A:0~1回くらい

B:2~3回くらい

C:4~5回くらい

D:6回以上(笑)

 

この質問に対する回答も見てみましょう。

A:0~1回くらい  80%

B:2~3回くらい  14%

C:4~5回くらい   0%

D:6回以上(笑)  6%

 

ほとんどの人が「気が向いた時に気楽に参加できたらいいな」くらいの感覚でとらえているというのが良く分かります。

そもそも設問の選択肢が「6回以上(笑)」となっている時点で、6回以上と答えた人も冗談半分にネタで答えている可能性が高いでしょう。

 

このように「お気楽上等!」な点が、テニサーが大学生に愛される「レジャーとしての性質」なのでしょう。

 

テニサー=ヤリサーの噂

 
恋愛事情
 
そんな中で、「テニサーはチャらいヤリサー」という声を聞きます。

僕自身もテニサーに入っていますが、それに関しては否定しません。

 

そもそもテニサーがレジャーとして楽しみ目的でやっている段階で、異性と仲良くなって彼氏彼女が欲しいという人たちが集まるサークルなのです。

 

就職や実績を求めて集まってきている訳ではないので、当然イロコイネタで溢れ返ってもおかしくない土壌があるのです。

 

最初からみんなで仲良くなりたくて集まるサークルなので、飲み会のノリや合宿行事なども独自の進化を遂げます。

それが時としてハードで、中にはやり過ぎに見える場合もあるので「チャらい」「ノリがやばい」「付いて行けない」などと言われることがあるのですが、中で実際にやっている人間からすると「ほっといてくれ」の話です。

 

「大学サークルわらべ歌」知ってる?

 

そんなテニサーのノリを表現した「大学テニサーわらべ歌」というものがあります。

「あんたがたどこさ」という有名な「肥後手まり唄」を替え歌にしたものですが、とても面白いです。

 

元歌は幕末に生まれた「問答歌」というスタイルの手まり唄で、このリズムに合わせて当時の子供たちが手まりをしたらしいです。

 

あんたがたどこさ 肥後さ

肥後どこさ 熊本さ

熊本どこさ 船場さ

船場山には タヌキがおってさ

それを漁師が 鉄砲で打ってさ

煮てさ 焼いてさ 食ってさ

それを木の葉で ちょいとか~ぶ~せ

 

これが平成の早稲田ではこのように生まれ変わります。

同じ問答歌のスタイルなのですが、分かりやすいように2人の会話を「」と『』にわけて書いてみました。

いかにもチャラそうな2人の男をイメージしながら歌ってみてください。

 

「あんたがたどこサー?」『テニサー』
「ガチテニサー?」『ヤリサーさ』
「何大のヤリサー?」『早稲田さ』

『早稲田大には テニサーがあってさ

それの大半が 中身はヤリサー

女さ 呼んでさ 食ってさ』
「それはうらやま! ちょっとま~ぜ~て」

 

「どこさ」が「どこサー(どこのサークル?)」になってるあたりからチャらい雰囲気が充分に醸し出されていて、替え歌としてのクオリティもかなりのレベルに達していると思います。

 

この唄の中では、最終的には質問を繰り出していた聞き手が早稲田のテニサーに「ちょっとま~ぜ~て」と入ろうとするあたりも、「お前結局入りたかったんかい!」とツッコミを入れてしまいたくなる人間味あふれる歌詞が耳から離れない筈です。

 

昔の子供たちがこの唄で手まりをついて遊んでいたように、これを現代風にフリースタイルフットボールでクールにキメてみたら格好良いかもしれないと個人的には思います。

 

けれども、この「自由な雰囲気」こそがテニサーの魅力だと思うのです。

 

テニサーはコミュサー

 

「ヤリサー」や「飲みサー」と聞くとどうしても悪いイメージを持ってしまう人も多いかもしれませんが、別の見方をすることもできます。

 

「飲み」というツールを使って互いに仲良くなっていき、次第に打ち解けて彼氏彼女になれるサークルが「テニサー」の本当の姿だと思います。

 

彼氏彼女と呼びあえるような「許し合う関係」にならなければ「ヤリサー」と呼ばれるような行為には発展さえしません。その意味でテニサーは「総合コミュニケーションサークル」と呼ぶともっとイメージが良くなるのではないでしょうか。

 

確かに、就職に役立つ実績を作ったり経験を積んだりと言う面においては「意識低い系」なのかもしれませんが、彼氏彼女を作るためのコミュニケーションスキルを磨く点においては、間違いなく「意識高い系」なのです。

 

政治や経済に関心ある人ばかりが「意識が高い」と称される風潮がありますが、社会に出たら否応なしに政治や経済のことを毎日考えなければならないのですから、大学の間くらい「遊び」や「彼氏彼女」など「コミュニケーションの総合能力を高める意識の高さ」があってもおかしくないと思います。

 

テニサーには社会に通じるノウハウがある

 

テニサーのコミュニケーション能力は「場の盛り上げ方」という点においては群を抜いています。

その一端は新歓時期のコンパにも見て取れるはずです。

 

新歓コンパに集まって来るのは、その日はじめて集合場所に来た名前も素性も分からない新入生たち。

 

どれだけの人数が来るのか、どの学校のどの学部の新入生が多いのか、一人暮らしが多いのか、

お酒を飲める子が居るのか、など事前に何も情報が分からない状態にもかかわらず、みんなに気配りをしてその場の空気をあたためます。

 

いろんなジャンルのサークルの新歓コンパを体験すれば体験するほど、その中でテニサーのコンパの盛り上げ方がいかに上手かを感じることができるでしょう。

 

それは言うまでもなく「突出したコミュニケーション能力のたまもの」で、他のサークルでは時間を持て余してしまうような飲み会を毎週のように開催できる原動力なのです。

 

全てのサークルで頻度は違うにしても飲み会は定期的に開催されるでしょうが、その飲み会に参加しているメンバー個人個人の充実度が高くなければ継続的に飲み会を開催し続けることはできないのです。

 

その意味で、「テニサー」=「飲みサー」のコミュニケーション能力がもっと評価されても良いのかもしれません。

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