2016.07.02 ( Sat )

あなたが知らない「楽単」の素顔! 失敗しない履修登録のコツとは?


授業
新入生にとって大学に入ってまず最初にぶつかる壁が「履修登録」の授業選択の方法です。

高校まではクラスごとに時間割が決まっていて強制的に決まった授業を受けるしかなかったものが、大学に入った途端にいきなり自由に選べと言われても・・・??

 

大学によって履修登録可能な期間は異なりますが、短い場合は入学後1週間、長い場合でもGW前までに履修登録の登録が完了しなければなりません。

 

そこで、後悔しない履修登録を行うために、大学生の誰もが大好きな「楽単(ラク単)」についてまとめてみましょう。

 

楽単って何?

 

そもそも「楽単」という言葉の意味を知っていますか?

 

もちろん辞書などで「らくたん」と調べても「落胆」という言葉があるだけで、大学生にだけ通用する造語です。

 

「楽単」「ラク単」「ぶっ通し」など若干呼び方が異なる場合もありますが、基本的には「楽に単位を取れる授業」のことで、全国のほぼすべての大学生が日常的に使っている言葉です。

 

大学の場合、同じ授業名で開講されている講義に関しても、担当する教授によって評定の方法は変わります。

「ある教授は毎回小テストを提出しなければいけないのに別の教授は出席が要らない」というように、大学での講義の評価は教授次第でさまざまな形式が存在しています。

 

これは一体どんなことを意味するのでしょうか?

 

・・・大学の履修選択は「情報戦」だという事実を如実に表しているといっても過言ではないでしょう。

 

「単位を取りやすい講義(通称:楽単)」だろうが「単位を取りづらい講義(通称・落単または死に単)」だろうが、取ってしまえば単位は単位として全く同じ評価しか受けないのです。

評点に関しても同じで、「A(80点以上)を良く出す教授」だろうが「C(60点以上)しかくれない教授」だろうが、学校側からしても企業側からしても「A評価はA評価、C評価はC評価でしかない」のです。

 

「教科や評点は絶対評価、授業の難易度は考慮されない」と覚えておくと良いでしょう。

そうなれば当然誰しも簡単に単位を取りやすい講義を履修したいと思うのは当然です。

そのために、入学直後の短い時間にどれだけ効率よく情報収集をして「楽単を見分けられるか」がとても重要になります。

 

試験の評価は分かりづらい

 

人によって得意不得意があるので必ずしも一概には言えませんが、みんなが愛する楽単にはある程度の共通点があります。

その最大の特徴は「評価の方法」が「試験以外の方法」であるパターンです。

 

大学での授業の評価方法は、高校までのように前期末・後期末に行われる定期試験の結果のみで判断されるとは限りません。

基本的には「60点以上なら合格」とされていますが、その採点方法は出席点や小テストなどを加味される場合や授業での発表や小レポートを採りいれる場合など、複合的でとても分かりづらい傾向があります。

 

そもそも意外かもしれませんが、大学の試験は自分が受けたテスト用紙が自分の手元に返還されることはありません。

加えて、設問ごとに1問○点というような単純記述形式の出題は少なく、専門的な理系教科を除いて「ざっくりとした論述形式」での出題と評価が行われるケースが多いです。

 

そうなると、テストの手応えが必ずしも点数にそのまま反映されるとは限らず、結果が発表される直前まで「本当に単位が取れたかどうかは蓋を開けてみないと分からない」という不安な状況を味わわなければなりません。

 

「Aだと思ったのにギリギリCだった。」「全然解けなかったのにB評点をくれた。」など、成績発表の際に科目選択者の一喜一憂の声が聞けるのもこの評価方法が行われているためです。

 

また、大学の試験に関しては、高校までと異なり「赤点の補習」という救済措置が無く「完全な一発勝負」となります。

そうなると折角テストの勉強をしたのに全く対策と異なる出題をされて実力を出し切れないケースや、うっかりした遅刻や体調不良などがあったとしても基本的にそれらを考慮してもらえません。

 

評点をC以上取れなかった授業に関しては単位が認定されず、その授業の単位をあきらめて他の代用のきく単位で補充するか翌年以降に同じ授業をもう1度受講し直さなければなりません。

 

さらには各大学・学部ごとに「1年間に登録可能な授業数の上限」や「進級のための最低必要単位数」が定められている場合などもあり、与えられた枠内でどれだけ効率的に単位を取得できるかどうかが、留年せずに卒業できるかどうかに直結してくるのです。

 

そう考えると、「抽象的な判断基準で」「一発勝負的な要素を含んだ」定期試験のみで評価が下される授業よりも、もっと安全確実に他の方法で評価してもらえる方が「気持ち的にも楽」ではないでしょうか。

 

出すだけでOKのレポート試験が狙い目

レポートの山

では、定期試験以外の評価方法として、どのようなものが「楽単」と呼ばれ、狙い目とされているのでしょうか?

 

最も「楽単」として人気が高いのが「評価はレポートのみ」という形式です。

履修登録の際にシラバスに書かれた「評価の方法」の項目にこのような記載があれば「楽単」の可能性が高いので要チェックです。

 

何を隠そう、これは教授が公に「授業には出席不要」と宣言しているようなもので、期末などに与えられた課題のレポートを提出すると、その出来不出来だけで単位を認定してくれるという意味です。

 

もちろん、レポートの分量が膨大な場合や、レポート内容にオリジナル性が要求され資料収集が困難な場合などには注意が必要ですが、基本的に毎回の講義内容を理解しているかどうかを問うような課題の場合には「楽単」と見て間違いないでしょう。

 

「そもそも自分には論述のセンスが無いから不安・・・」

 

などと考えてしまう人も居るかもしれませんが、レポートは自宅で行う作業です。

出席者や先輩などから資料、レジュメ、教科書などの情報を集めて万全の体制で取り組むことが公に認められているのです。

 

資料を集めるもよし、友達と手分けして考えるのも良し、しかも提出期限は決まっているものの定期試験のような制限時間は決められていないので、思う存分自分のペースで自由に作業できる「ゆとり感」は想像以上に快適です。

 

しかも、「評価はレポートのみ」の授業に関しては、基本的に教授も優しい人が多く、頑張っている学生に対して無碍に単位を落とそうとはしない傾向が強いよう(この点は個人的な主観が入りますが)なので、きちんと体裁を整えて頑張っている姿を、丁寧な文字や推敲した文面を通じてきちんとアピールできれば、無条件に単位をプレゼントしてくれる「楽単」と考えて良いでしょう。

 

出るだけでOKの出席評価も手堅いけれど

 

もう1つ「楽単」と呼ばれる授業の評価方法に「出席のみで評価」というものもあります。

この採点基準はいたってシンプルで、毎回授業に休まず出ていればテストもレポートも課さないという内容です。

 

「皆勤賞でA+評価、1回欠席ならA評価、2回でB、3回でC、4回以上ならD(不可)」というような明確な基準が授業中に示されるケースもあります。

このように、事前に明確な判定基準を教えてもらえれば、出席に対する意識の管理もやりやすくなるので「一発勝負」の定期考査の得点だけで評価される場合に比べて安心感が高まります。

 

なお出席のチェック方式は、出席カードや指定の用紙に名前記入などの他、授業内容の確認に簡単な感想文などを書かせる場合もあります。

 

昔まで主流だった「代変(教授が口頭で名前を読み上げ返事の有無で出席を取る方法で、友達の中の代表1人が毎回交代で出席して複数人分の出席の返事をする方法)」は、一部の語学の授業を除きほとんど無くなってしまっているので「出席のみ」の授業に関しては本当に出席しなくてはなりません。

 

実はこの点が「レポートのみ」の「楽単」に比べて格段にハードルが高い要素としてのしかかってきます。

同じ「出席のみ」の「楽単」だとしても、「朝イチ1限に授業がある場合」は寝坊などで遅刻や欠席をしてしまいがちで、結果的に単位を落としやすいので要注意です。

 

他にも「楽単」の授業のパターンはまだまだあります。

「楽単」授業に出会うための方法なども含めて、次回『先輩の履修情報を有効活用! 進め、楽単コレクターへの道』に続きます。

 

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