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2016.07.07 ( Thu )

時代遅れ?3K?あえて新聞配達バイトをやってみたらこうなった


新聞紙

大学生時代に経験するアルバイトにはいろんな職種があります。

一昔前まで地方から出てきた大学生が新聞配達をしながら学費を稼いで住み込みで都会での生活を送る、という「苦学生のアルバイト」のイメージがありましたが、今の時代に新聞配達を行っている学生の体験談をまとめてみました。

 

新聞配達の仕事内容

 

新聞配達バイトの主な仕事内容は、1.朝刊配達 2.夕刊配達 3.集金業務(営業拡張業務)の3つです。

ただし、個別の営業店の方針にもよりますが1.2.3.すべてを全員が行わなければならないわけではなく、1.のみ、2.のみというような体系で働くことも可能です。

 

その3業務を行えばそれだけ金銭的に余裕が出ますが、フルタイムでその業務をこなそうと思うと大学に通う時間が無くなり本末転倒になってしまいかねません。

 

具体的な仕事の時間帯を見てみると、

1.朝刊配達:朝2時半~朝6時

2.夕刊配達:夕方3時~夕方5時

3.集金業務:時間不定(主に月末など)

 

となっています。3.の集金業務に関しては、専門の業務委託職員が新機営業開拓とともに担当する場合が多いようですが、営業店によっては夕刊配達員の仕事に組み込まれる場合もあるので、集金業務をやりたくない人は、不安な場合は事前に確認しておいた方が安心でしょう。

 

1.2.の配達業務に関しては、基本的に毎日決められた同じコースを原付バイクもしくは自転車でまわります。正月や夏休み冬休みなどに関係なく基本的に週6日勤務で、休みは曜日ではなくローテーションになっている場合が多いようです。

 

誰でもできる仕事なの?

 

朝2時半頃にトラックで印刷所から新聞営業店に届いた新聞を、配達員がそれぞれ配達ルートごとに部数分けして、チラシを挟み込みを行う配達準備から仕事が始まります。

 

30分~1時間程度で準備を終えたら各自で与えられた配達ルートに出発します。

基本的に1人で200~350部を受け持つ形が平均的です。

一度で全部の新聞をかごに詰めて動くのは物理的に厳しいだけでなく重量で移動効率が落ちてしまうので、2回や3回に分けて途中で営業店に寄って配達する方法をとります。

 

時給制でなく決められた分量をこなした時点で仕事が終わるので、コースに慣れていたり配達効率が良ければ朝5時前に終わる人が居たり、最初のうちなど不慣れな場合は朝6時までかかってしまう場合もあるでしょうが、どちらでも貰えるアルバイト代は同じです。

 

雨や雪など天気が悪い日でも仕事を休めないのと、冬場の寒い深夜に身体を動かすことが肉体的・精神的に厳しい点と、毎日朝早くに起き続けなければないというハードルはありますが、内容的には単純な配達業務のみです。

また配達作業自体も基本的に1人で行うので、挨拶の声をかけられたりすることはあるにせよ、接客などコミュニケーションに自信がなくても、誰でも行うことができます。

 

誰が働いているの?

 

配達業務に関しては、首都圏を例にとると、学生の割合が約半分、残りはサラリーマンとして働きながら副業として行っている人が多い構成です。

朝刊配達に関しては、一般の人が普段の生活の時間外にごく限られた時間で勤務できるので、年齢を問わず副業で行う社会人も多く含まれるのが特徴です。

 

学生の場合は、いわゆる地方から上京する際から「社員寮に住み込み」でバイトに入るケースが多く見受けられます。

最低限の労働を条件に、住む場所と3食が保証される形で、この場合は賃貸物件を借りて1人暮らしをする場合と異なって、敷金礼金など初期準備金が必要ないため、家庭に上京するだけの金銭的余裕がない場合などに心強い選択肢でもあるでしょう。

 

「住み込み」の場合は、給料の中から寮費を引いて残りがアルバイト代として支給されます。

都心部の朝刊配達のみの場合なら、1軒1か月あたり約200~250円が相場です。

 

したがって200~350件とすると約40000円~90000円くらいが本来的な給与額になるでしょう。

そこから寮費として、大学生の新聞奨学生の場合は10000円~20000円程度の寮費が引かれるだけなので、配達軒数の割り当てを多くしてもらえれば、充分新聞配達アルバイトのみで生活可能です。

 

ちなみに夕刊配達も行えば単純にその倍額近くの計算になりますが、大学の授業を犠牲にしなければ物理的に勤務不可能なので、学生がアルバイトする場合には朝刊のみの配達が基本になっています。

 

寮生活をずっと続けるの?

 

基本的に地方から出てきた際に初期費用がかからず生活を始められるのは大きなメリットですが、寮生活が快適かどうかには様々な感じ方があります。

「寝るだけだから狭くても汚くても別に構わない」という人も居れば、「快適な友達を呼べるようなマンションを借りたい」という夢を一人暮らしに抱く人も居ます。

 

基本的に新聞配達の人たちが住む寮生活は、世間一般と生活リズムが異なるため昼間に睡眠を取っている人も多く、友達を呼んで過ごすようなスタイルには不向きなことが多いでしょう。

 

そこで、最初は新聞奨学生として寮生活から始めながら、授業後の時間に別のアルバイトを掛け持ちして貯金をして2年生になる時点で新聞配達を卒業する計画を実行する人も多いです。

 

原付免許は無ければ損

新聞配達のオートバイ

新聞配達のアルバイトを始める前に、絶対準備しておきたいものは原付免許です。

これは新聞奨学生などを申し込む前に必ず資格欄に「原付免許保有」と書くことができるように、上京前に地元で取得しておくべきでしょう。

 

原付免許は、各都道府県の運転免許センターに行き学科試験と実技講習を受けて合格をもらえば完了です。

交通標識など一般的な道路交通の基礎知識だけを勉強しておけば、たったの1日のみで即日免許証が交付されます。

 

費用面でも受験料と免許交付手数料で約8000円がかかるだけです。免許と言えば大層なイメージを持ってしまいそうですが、試験前日に問題集などを勉強しておけばさほど難なく合格をもらえます。

 

原付免許を事前に取得していることを申告した方が、割り当てられる件数が多くなり、同じ時間と手間をかけた際に、より効率的にアルバイト代を稼ぐことができるようになります。

もちろん配達に使う原付バイクは営業店が用意してくれるので心配無用です。

 

プラス思考で働けるかどうか

 

新聞配達を新入生時代から経験する学生の数は毎年かなりに上ります。

その経験者の声を聞くと「最初は辛かった。でも後から振り返ると良い経験になった。」という意見が大部分でした。

 

どんな点が一番辛かったかを聞くと、「年末年始だろうと休めない」「雨でも雪でも台風でも休めない」「風邪をひいても休めない」「テスト当日でも休めない」という「どんな状況下でも自由に休みを取れない」ことが圧倒的で、この部分に関しては「いかに責任感と義務感を持ち続けられるか」が仕事を続ける鍵のようです。

 

またエレベーターのないアパートを一気に駆け上ったり駆け下りする際には、夏場の暑い時期には汗だくだく、冬場でもTシャツで大丈夫なくらい、肉体的にハードな側面もあります。

 

そのような時に「こんな肉体労働割に合わない」とマイナス思考に考えてしまうのではなく、「お金をもらいながら適度に運動もできる」「早起きもできて生活リズムも崩れないからラッキー」とプラス思考で考えることができれば、きっと辛く感じがちな同じ仕事でも楽しく続けることができるのではないでしょうか。

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