2016.08.17 ( Wed )

麻雀はギャンブル!?コミュニケーションのために今こそ麻雀を学ぼう!(後編)

大学生が健全に楽しく麻雀をするならサークル活動がいちばん!でも、大学生のサークル活動は問題点も山積・・麻雀サークルの運営方法をご紹介します。


麻雀
前編では、麻雀の「接待性」と「競技性」に着目した上で、麻雀という競技を大学生から始める有意義さについてお話ししました。

今回は、「コミュニティ形成力」の側面から麻雀の魅力について掘り下げていきたいと思います。

 

前編では「麻雀とはリアルコミュニケーションを学ぶことのできるツールであり、コミュニティを作ることで利点を多少失ってしまう」と述べました。

そのため本編ではリアルコミュニケーションとのバランスを図り共存させた上で、麻雀の持つコミュニティ形成力について見ていきたいと思います。

 

麻雀はメジャーなレジャー

 

(出典)「2014年の麻雀人口は870万人 ~レジャー白書2015(http://mj-news.net/news/2015081019462)」によれば、「(中略)同白書には、麻雀の参加人口や市場規模が記載されているが、2014年の参加人口は870万人(前年比34%増)、市場規模(麻雀ゲーム料)は510億円(前年比8.9%減)となった。参加人口は2009年に1,350万人から減少傾向にあったが、5年ぶりに上昇した。」と書いてあり、2014年の競技人口は将棋や中央競馬とほぼ同数であることが分かります。

 

つまり、潜在的な競技人口は「ボートゲームの分類」の中としては多い部類に入ると考えられます。

人口が少ない競技であれば難しいかもしれませんが、麻雀であれば十分な人口があるためこれを仕組み化して麻雀を通じたコミュニティを形成していくことができるでしょう。

 

コミュニティを形成する際の共通項は「大学」に留まらず、「同僚」「同年代」「同趣味」など何であっても構わないため、無数のコミュニティ形成が可能となります。

 

2人競技であれば、2の倍数でゲームが成立しますから、すぐに対局相手が見つかってしまって対局不能となる可能性が麻雀に比べて圧倒的に低いため、大規模なコミュニティとして活動して行くのは難しいかもしれませんが、麻雀であれば、「4の倍数を集めるのは大変だからコミュニティ化してしまおう」という発想が働き、また人集めが大変なことから、コミュニティ形成力は他の追随を許しません。

 

最初は人集めが大変だったり、実力差の違いなどからメンバーは安定しませんが、ある程度の時期が経過すると、安定して回り始めることとなります。

しかし、「ただ麻雀を打つために集まろう」という目的であれば、モチベーションの維持が難しく、他のコミュニティのほうが魅力的に見えてしまうなど、今度はメンバー離れに悩まされる可能性を孕みます。

それを防ぐためには、麻雀を打つに留まらない方針を事前に決めておく必要があります。

 

サークル生成の縮図

 

コミュニティを作った経験がないと、崩壊や自然消滅が起こった時、最初は辛いものですが、それは「目的や理念を定められていなかったり、メンバーに対するメリットが提供できなかった」という因果に基づくものであります。

 

つまり、メンバーが抜けていくのには「他のコミュニティのほうが良い」「人間関係が上手くいかない」「続けていく意味がない」など何らかの理由が存在するということです。

 

これはまさに毎年たくさんの新しいサークルが生まれ、同じ数のサークルが潰れていくという「サークル生成の縮図」と考えても問題ないでしょう。

 

その結果、団体として定めた方針がどう転んだとしても、「人を繋ぎとめる」大切さを学ぶことができます。

人が離れていくことで、その辛さを乗り越え、悪かった部分がなかったのか考え始めます。

これが「組織作りの土台」になる部分で、大なり小なり人の先頭に立って指揮を執ろうと考える際の根底の力となる部分でしょう。

 

もちろん、この「学び」は麻雀に限ったことではありませんが、競技人口が多く、コミュニティ形成力が高い麻雀だからこそ強く得られるものであると確信しています(コミュニティ形成力が強い=敷居が低い=学びが大きい。以下に詳述します)。

 

トラブルを事前に回避する立ち回りを考える

 

麻雀は一般的に「強い人からは弱い人が分かる」「弱い人は、ケースに応じた{運と実力の因果}の違いが分からない」などと言われていますから、レベルの差が歴然の際に、以下のようなケースが散見されます。

 

1.弱い人があがってガッツポーズ、トップを取って自慢を始める

2.強い人があがって、弱い人が「運が悪いなぁ」とボヤく

3.弱い人があがれなくて、周りに解説を始める

 

これらはあくまでも例示でありますが、このような行為からトラブルに発展したり、ハイレベルなメンバーが抜けて行ったりというのは現実的に起こり得ることです。

 

コミュニティを運営していくうえで、このようなトラブルはつきものですが、レベルによって認識が全く異なるというのは人間の価値観が皆違うのと似ているように感じます。

しかし、人間の価値観は全く同じものが存在しませんが、麻雀は技術が向上するにつれて、人が異なるのに考え方が同種の変化を遂げていくのは、大変興味深いです。

 

いわゆる「常識」というのは、「常識を語る本人の主観」であるのと同じように、「結論の出ない主観」であふれている麻雀は、人々同士の分かり合えない価値観を一部体現しているようにさえ見えるのです。

 

上記にあげたようなトラブルを防止するためには、「強い人と弱い人を分ける」というのが最も手っ取り早いのですが、強い人と弱い人が混在した上で4人しか集まらなかった場合には、どうすればよいのでしょうか。

 

対局が始まれば、強い人には「忍耐」の試練が与えられ、弱い人には「恥を忍ぶ」試練が与えられます。

ここまでして対局を開催すべきではないという意見はあるかと思いますが、強い人は「弱い人の起こすファンタジー」に耐えます。

弱い人は、「なかなか勝てない、運のはずがなぜ上手くいかないのか」考えます。

 

そして、初心者で賢い人は「強者に頭を下げて学ぶのが、最短である」と気づくでしょう。自らをいつまでもごまかし続ける人は、残念ながらいつまでも麻雀が強くなることはありません。

ここで麻雀が強い人の特徴を表す言葉を紹介しておきましょう。

 

弱い人が強い人から学ぶべきこと

 
麻雀卓を囲む
 
(出典)麻雀が強い人の特徴(http://matome.naver.jp/odai/2143549542351483201

 

「長期的に考えて、いい結果になることが多い選択が、毎回いい結果に結びつくわけではありません。当然、たまたま悪い結果になる、ということも出てきます。そこで残念がったり悔しがったりもましては熱くなったりしていては、その後の選択にも影響を与えてしまいます。麻雀には、一時的な結果に毎回左右されない強いメンタルと、長期的な視点が必ず必要になります」

 

「よく麻雀は、「運で決まるもの」という人もいますが、果たして本当にそうなのでしょうか?今まで色んな人たちと卓を囲んできましたが、何回も打っていると、明らかに勝率の良い人と悪い人にハッキリと分かれてきます。あまり麻雀の強くない人は、「今日は運が悪かったな~」と言って終わる印象です。」

 

「逆に麻雀の強い人は、負けても特に運のせいにしたりしません。どこがどのようにダメだったかの理由をちゃんと考えています。なんでもそうですが、自分の失敗から反省して、次に活かせる人が強いです。」(引用終了)

 

以上のように考えていくと、「麻雀が人生に近い」のではないかと感じることができます。

世の中の麻雀プロや、麻雀愛好家からも、このような格言が良く聞かれますから、このような文書としてまとめないにしろ、皆同じような考えを持っているのでしょう。

 

視点を人生観のように広げていくと、麻雀を通して学ぶことが多いのではないかと気付きます。

前編のような「麻雀本来の良さ」に加え、本編の「麻雀コミュニティから学ぶ良さ」がありますから、ツールだけでなく、コミュニティを形成して人が集まることで学べることも多い、ということができます。

 

麻雀サークルの運営者が学べること

 

上記に述べたような、レベルの高低のトラブルはもちろんのこと、麻雀さえできれば気軽に参加できるコミュニティであるために「人間関係」のトラブルもつきものです。

 

大学の公認サークルのように、目的が明確であって、年功序列で引退が決まっていれば、老害という「偉そうにする大先輩」も生み出しづらく、風通しの良い運営を続けていくことができますが、あくまでも任意団体ですから、恐らく代表者の意見が一番強く、下っ端の意見は無視される可能性もあるでしょう。

 

ここでのポイントは、麻雀団体の「敷居の低さ」です。

誰でも入れるからこそ大きくなりやすく、トラブルの原因も多種多様となります。

活動では人が出たり入ったりして、いきなり用事ができて帰る人もいますから、運営者としては、麻雀に集中している暇などありません。

 

5人来る予定が2人ドタキャンして3人しか集まらなかったり、3人のつもりで1人呼べたと思ったら1人が参加報告をしていなかったと分かったり、人数面でのトラブルも毎回起きることでしょう。

自分が大勝ちしているときに、新メンバーや見学の対応に追われて、その成績は他のメンバーに引き継がれる、なんてことも日常茶飯事です。

 

このようなトラブルを通して、プレイヤーとマネージャーの区別が自動的に行われていきます。

麻雀が好きで仕方なければ、運営の手間など耐え難いものであるはずですが、マネジメントの素質があれば割と無難にこなせるはずです。

 

ここでは当然にマネジメントサイドの人を称賛したいと思いますが、その理由としては上述した内容を総合すると「麻雀にしか目が向かない人は、結局麻雀が上手くならない」といった結論に収束するからです。

 

単に麻雀を打っているだけのはずが、まとめあげる立場に就くだけで知らない間にマネジメント力まで身に付くのですから、儲けものです。

そして面白いことに、マネジメント側に喜んでつく人材というのは、このようなメリットについて肌で感じて行動しているため、必然的に学びも多くなり、マネジメントはもちろんのこと同時に麻雀も上手くなっていくのです。

 

敷居を低くして誰でも集めてしまえば、悪く言えば「有象無象」ですから、これをまとめ上げるというのは大変であると同時に得られるものも大きいということです。

 

どのようなコミュニティを作っても、少なからずマネジメントの勉強にはなるのですが、ここまでまとまりの無いメンバーが集まる可能性のある団体というのはそう多くはないでしょう。

これを逆手にとって、麻雀を学んだ上でコミュニティを広げていく猛者がいれば嬉しく思います。

 

以上のように、麻雀はコミュニティ形成の側面からも大変勉強になるのです。

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