2016.06.26 ( Sun )

大学時代にしかできない! ヒッチハイクをしてみよう!


ヒッチハイクをする女性ヒッチハイクをテレビやマンガで見たことはありますか?テレビで見ているときはおもしろいと思っても、実際にやってみようとする人はほとんどいないでしょう。その理由としては、「危ないんじゃないの?」「乗せてもらえなかったらどうしよう…」というようなさまざまな不安があるからだと思います。

ですが、ヒッチハイクをする機会なんて、これからの人生にありますか?
大学時代が最後のチャンスです。今回は、「大学生のうちにやらなきゃ損!」な「ヒッチハイクの魅力」についてたっぷりとご紹介したいと思います。

そこに一期一会の出会いがある

まずヒッチハイクの醍醐味の1つとして欠かせないのが”人との出会い”です。普通なら絶対かかわることもなかった人たちと出会えることができます。世界は人であふれているのに、1回きりの人生で出会える人の数なんてたかが知れている―。

たとえ総理大臣になったとしても、社長になったとしても…。えらくなればなるほど、歳をとればとるほど、時間や立場に拘束されてしまうので、さまざまな立場の人と出会う回数は減ってしまうかもしれません。そう考えると、やっぱり大学生のうちに多くの人と会っておくべきです。大学生は時間もたっぷりありますし、立場にこだわらなくてよいので、ヒッチハイクをするにはうってつけの時期なのです。

実際に山梨から栃木までヒッチハイクをしてみると、運送会社の社長さんや書道家の方、トラックの運ちゃん(運転手さんへの愛を込めた呼び方です。差別的な意味はありません。)など、思いがけない出会いがありました。行き帰り含めて15台、計24人もの方にお世話になり、15トントラックや高級外車などに乗る機会もいただきました。ヒッチハイクをしなければ、こうした貴重な機会を得ることも難しかったでしょう。

ヒッチハイクを経験されたことのある方に乗せていただくこともあります。経験者の方は、ヒッチハイカーにとって一番の理解者です。自分の若いころをなつかしんで、乗せてくれることがあります。その方が「ヒッチハイクの出会いは一期一会。もう1度同じ人に出会えることはない。だからいま、ヒッチハイクをしている人を乗せてあげることで、自分が乗せてもらったときの恩返しをしたい」と語って下さいました。

こんな風に、間接的に人とのつながりを感じることがあるでしょうか。ヒッチハイクは、人として何かとても深いところを学ぶことができるのです。これは一例ですが、乗せてくれるドライバーさんは人生の先輩がほとんど。見ず知らずの人だからこそできる相談をしてみるのもよいかもしれないですね。

鍛えられる精神と思いやりの心

ヒッチハイクではさまざまな年齢層の人と話をするので、自然にコミュニケーション能力が鍛えられます。乗せてもらったせめてものお礼に、自分の身の上話をしましょう。応援してくれる方がたくさんいます。声をかけて乗せてもらうお願いをしなければならない場面もありますが、断られることがほとんどです。断られてもめげずに何度もお願いしなければなりません。ヒッチハイクでは、メンタル面も鍛えられます。

また、ヒッチハイクをして何よりも強く感じるのは、人の思いやりの深さです。ドライバーさんだって、赤の他人を乗せることには大変な勇気がいるでしょう。車を持っていない学生にとっては、乗せてもらえるだけでも十分ありがたいものです。

そのうえ、「何か困ったことがあったら連絡してね」と名刺をくれたり、寒いときにはカイロをくれたり…お昼ご飯まで奢っていただいたこともあります。そのときは、ただ単に「得をした」気分になるだけではありません。「現代は悪質な犯罪が絶えず起こっているのに、まだこんなに情の深い人たちがいたんだ…」とあたたかい気持ちになります。

そうした人のあたたかさに触れることで、人として大きく成長できるのです。きっと、ヒッチハイクを終えてからは、まわりの人にもっと優しくできることでしょう。

実際に乗せてもらうコツ

ここまで魅力を伝えれば、ヒッチハイクに挑戦してみたくなったでしょうか。ここからは、ヒッチハイクのテクニックについて簡単にお伝えします。

テクニックといっても、何も特別なことはありません。ただ車を乗り継いで目的地を目指せばよいのです。ヒッチハイクには基本的な方法がいくつかあります。

みなさんが真っ先に思い浮かぶのは、『ボードヒッチ』でしょうか。スケッチブックやホワイトボードに目的地を書いて、車から見えるようにかかげる方法です。見やすいように、黒のマジックで大きく、太く、きれいな字で書きましょう。

スケッチブックに1枚ずつ目的地を書いていくと、長旅が終わったとき、かけがえのない宝物になります。書く地名はとても重要です。もちろん、いきなり最終目的地を書いて、連れて行ってくれる人がいるはずもありません。地図で経路を吟味して、ちょうどよい距離の経由地を書かなければなりません。「○○方面」のように、方向だけ決めて書くと、乗せてもらえる確率も上がります。

次に、『指立てヒッチ』というものがあります。これも、テレビやマンガで見かけたことがあるでしょうか。親指を立てて車を止める方法です。指を立てるだけなので気軽にできますが、目的地などの意思表示ができません。止まってもらえなかったときも何となく恥ずかしいので、基本的には前述した『ボードヒッチ』をおすすめします。左手で親指を立てつつ、右手でボードをかかげるのも良いかもしれませんね。

『指立てヒッチ』や『ボードヒッチ』をするときは、通り過ぎる運転手さんの目を見て誠意を示しましょう。また、走り去った車を見つめ続けることで、バックミラーからも自分の誠意は表せます。1度通り過ぎてから戻ってきてくれる人もいるのです。最後まであきらめずに、乗せてもらいたい気持ちを精一杯出しましょう。

1番効果的な方法は、サービスエリア&パーキングエリアでのヒッチハイクです。これは、車を降りたドライバーさんに直接お願いできるので、成功率が圧倒的に高くなります。ですから、なるべく高速道路から降りない経路を選びましょう。

下道で乗せてもらうには、車がスピードを落とすところがねらい目です。踏切の前がベストですが、信号機の前なども比較的やりやすいでしょう。車の多い道路は危ないですし、他の車の邪魔にもなります。すみやかに乗れる準備をしておきましょう。

ヒッチハイクの持ち物と服装

基本的にヒッチハイクは長旅となります。大げさに言えば、1人でも生きていける持ち物が必要です。まず、ヒッチハイカーにとって必須なのがスケッチブックと黒マジック。これがないことにははじまりませんね。

交通費はかかりませんが、ヒッチハイクは予想以上に体力を消耗するものです。野宿や風呂なしを毎日続けるのは大変だと思うので、ある程度のお金は必要です。快く乗せてもらうためにも、身体はなるべく清潔に保ちましょう。

とくに夜は危険なので、せめて屋内で寝られるところを探しましょう。最終目的地でがっつりと観光を楽しみたいのなら、その分のお金はけっこうな額必要になるかもしれません。せっかくですしその土地ならではのものを楽しみたいですよね。背水の陣でお金をほとんど持たずに行くのもありですが、公共交通機関を使って帰れるお金を持っておくと安心です。

その他にも携帯電話、充電器、寝袋、地図、タオル、折りたたみ傘、携帯食料、ライト(夜にヒッチハイクをするとき、スケッチブックを照らす)などは必需品です。あれば便利なものはたくさんあります。

ですが荷物はリュック1つにまとめ、必要最低限にしましょう。車に乗せてもらうのだから多少重くても大丈夫と思うかもしれませんが、ヒッチハイカーは歩く量も驚くほど多いです。車は1台つかまえるだけでも一苦労なので、自ら歩ける距離は歩かなければなりません。それを考えると、軽装備のほうが楽ですね。

服装も同じように考えて、動きやすく着替えやすければ何でもよいと思います。おすすめはジャージと履き慣れたスニーカーです。どこの地域へ行っても夜は冷えるので、防寒対策は忘れずにしましょう。

意外にもあって助かるのが紙の地図です。高速道路のサービスエリアでもらえます。「スマホで簡単に調べられるのに、なぜわざわざ紙の地図を使うの…?」と思うかもしれませんが、スマホの地図だと全体が見渡しにくいのです。地図を見ているだけで電池も消耗してしまいます。ぜひ、紙のものを選びましょう。

仲間と一緒に行くのもアリ

ドライブ
ヒッチハイクを友だちと一緒にするのもおすすめです。協力して旅を続けることで、自然と絆が深まります。

最も乗せてもらいやすいとされるのが男1人・女1人の組み合わせです。車に乗れるスペースを考えると、1人のほうがよいように思えます。ですが、乗せてくれた方々のお話を聞いていると、「男1人だと怪しくて怖い」「女の子1人を乗せると、勘違いされる」という意見を多数耳にしました。

結論として、男1人・女1人、計2人の組み合わせが最適なのではないかと思われます。恋人2人でやるのもよいかもしれないですね。意外と頼りにできたり、意外と頼りなかったり…友だちや恋人の違った一面を垣間見ることができておもしろいかもしれません。

とはいえ、長時間ともに行動していくので、ヒッチハイクをする仲間も大切な存在です。信頼でき、一緒にいて楽しめるパートナーを選びましょう。

過程も楽しむのがヒッチハイク

ここまではヒッチハイクのプラスの面ばかりを伝えてきました。当然のことですが、ヒッチハイクにはマイナスの面もあります。居心地のよい場所で寝られることはまずありません。なかなか乗せてもらえないときは孤独感やむなしさに襲われます。追い討ちをかけるように、寒くなったり暑くなったり、雪や雨が降ってきたりすると、「いっそやめてしまおうか」なんて気持ちにならざるを得ません。ある程度の覚悟は必要です。

しかし、それから親切な方が現れた嬉しさは何ものにも代えがたいです。ヒッチハイクは、そんな嬉しい気持ちとつらい気持ちの繰り返しが続きます。多くの人の力を借りて目的地にたどり着いたときの達成感、無事帰ってきたときの安堵感には、だれでも涙が出るほど感動することでしょう。目的地だけでなく、その過程も楽しめるのが、ヒッチハイクなのです。

人はなぜ旅をするのか。それは、好奇心があるからです。見たこともない景色を見たいと思う。自分のなかにはないものを求めようとする。一種の本能なのではないでしょうか。

「ヒッチハイクをしてみたい」と思ったら、してみましょう。してみる前からあれこれ心配する必要はありません。してみてから、心配すればよいのです。

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