2016.06.29 ( Wed )

【受験失敗体験談】 第1志望の大学に受からなかったあなたへ


はじめに~私は受験に失敗しました~

不合格

少し踏み込んだ話をしましょう。
あなたが今通っている大学は、第1志望でしたか?
・・・ここだけの話、筆者は違います。

 

大学受験にはここまでかというくらい、失敗しました。
筆者の失敗談とともに、これからの人生について考えてみませんか。

 

センター試験を控えた生徒を前に、先生がこんな言葉で激励してくれました。「大学受験なんて人生のほんの一部分にしかすぎない。これからの人生はもっと長く続いていく」・・・本当にその通りだと思います。

 

でも、そのほんの一部分に全力を懸けて勉強してきた私たちは、結果に絶望してしまうのも当然のことですよね。

 

模試より最悪なセンター試験の悪夢

 

筆者はごく普通の公立の高校に通っていました。

地元の田舎では1番の進学校だったこともあり、2年の後半から本格的に受験を意識した授業がはじまりました。

学校全体の偏差値はそれほど高くないわりに、先生方が行ってくれた受験対策は本格的で、多岐にわたります。

母校をけなすつもりはありませんが、俗にいう「自称進学校」ですね。

 

筆者も2年の後半から進路を意識しはじめ、最初の目標は大きく、「筑波大学・社会学類」とか言っていました。

マスコミ関係の職業に就きたかったので、とりあえず人文学や社会学を学びたいと漠然と思っていたのです。

 

また、県外へ出て、一人暮らしをしてみたいという思いも強かったので、地元の新潟からそこまで離れていない関東に行きたいと思っていました。

2年のころまでは比較的成績もよくて、頑張れば難関大学へ行けるのではとか淡い希望も抱いていたのです。

 

ところが、3年春からはみんなも本気で勉強しはじめます。

応用力がない筆者は一気に突き放されました。

あこがれだった筑波大学も一気にC判定からE判定へ…。

それでもあきらめきれなかった筆者は、さらに猛烈に勉強しはじめます。

部活も引退して時間もあるはずと希望は捨てませんでしたが、結局夏休みが明けてからも筑波大学はD判定しか出ませんでした。

 

第2志望が名古屋市立大学の人文社会学部、第3志望が埼玉大学の教養学部で、埼玉大学くらいがC判定で妥当かなと思っていました。

そんな実力のままで迎えたセンター試験。その結果は今までのどんな模試よりも最悪なものとなりました。

 

志望していた筑波大学、名古屋市立大学、埼玉大学がすべてE判定だったのです。

E判定がずらっとならんだ自己採点結果を見た瞬間はさすがに強いショックを受けましたが、4番目に志望していた茨城大学の人文学部へ行ければまだ希望はかなうと思い、すぐに気持ちを切り替えて勉強しはじめました。

とりあえず関東圏で、国立大学の人文学部や社会学部にどうしても行きたかったのです。

 

忠告を無視した強硬策

深い悩み

 

先生にはA判定やB判定の大学を受けるように勧められましたが、筆者は言うことを聞きませんでした。

独自日程で新潟県立大学国際地域学部(B判定)、前期に茨城大学人文学部人文コミュニケーション学科(C判定)、中期に都留文科大学文学部社会学科(E判定)、後期に茨城大学人文学部社会学科(C判定)で出願しました。

 

我ながら、浪人を覚悟したかなり強気な出願だったと思います。

筆者は親に私立大学を受験させてもらえなかったので、受けられる国公立大学はすべて受けることにしました。

 

二次試験は苦手な英語ばかりでしたが、C判定の大学を受けるということでモチベーションは下がることもなく、英語の先生にできる限りの添削をお願いして精一杯勉強しました。

筆者がお願いしていた添削は、迷惑なほどの量だったと思います。

 

しかし結局筆者の大学受験は、その努力が実ることはありませんでした。

B判定の新潟県立大学から合否がわかります。

驚いたことに、いくら探しても自分の番号はありません。

この時点で、「ああ、私はセンター試験でマークミスをしたのか…」と静かに思いました。

とにかく結果が信じられなかったのです。

前期と後期で受験したC判定の茨城大学も落ちました。

だめもとで受験して、まぐれかおこぼれで合格したE判定の都留文科大学に、筆者は今通っています。

 

友だちはみんなどんどん合格して、学校に来なくなる。

筆者はただただ不合格の結果をたんたんと受け入れるしかありませんでした。

 

毎日毎日、精一杯勉強してきたつもりでしたが、最後まで素直に努力が報われたと思うことはできません。

そんな筆者に担任の先生がかけてくれたことばがあります。

「今まで頑張ってきたことを、無駄だったとか思わないで欲しい」泣きながらそう言う先生を見て、筆者も涙が出ました。

 

塾へも行かず、放課後も土日も、開いている時間はほとんど学校で勉強していた筆者のことを、先生は見守ってくれていたのだと思います。

 

それだけでもう十分でした。

 

ひたすらマークを塗りつぶしたり、赤本を解き続けたりする日々がやっと終わったのです。

試験で点数をとるためだけの授業にも、正直もううんざりでした。

 

試験で本当にその人の価値がはかれるのか

 

受験に失敗した筆者が言うと負け惜しみに聞こえるでしょうか。

 

試験をふり返ってみて、高校生の大事な進路があれで決まると思うととても残念に思います。

とくにセンター試験ですが、マーク試験は実力だけでなく、運やフィーリングが点数に反映されるといっても過言ではありません。

近いうちに大学受験の形式も変わると言われていますが、もっと高校生1人1人の本当の実力をはかれるようにして欲しいです。

 

どういう基準で「人間的に優れている」と判断されるべきなのでしょう。

 

ハーバード大学の入試では、テストの点数だけでなく、推薦状や経験・自己PRをつづった「エッセー」も評価の対象に入れているのだとか。

しかし、ハーバード大学にはOB・OGの子どもを入試で優遇する傾向もあります。

人物の全体像を見ようと思ったとき、家柄や育ちのよさが求められるのは必然かもしれませんね。

 

コネや家柄に関係なく、テストの点数だけで決まる日本の入試の方が、公平でよいものなのでしょうか。

一方で日本には指定校推薦の制度もあります。そのあたりについては、まだまだ私たちがじっくりと考えなければならない問題なのです。

 

学歴至上主義という社会の中で

 

受験に失敗すると、もう学歴なんてどうでもよくなるものです。

しかし、周りはそうにはいきません。

そもそも筆者の母校がそうでしたし、これからの人生、学歴で判断されるという価値観をもっている人は多いと思います。

 

筆者は受験に失敗し、その価値観から抜け出すことができて本当によかったです。

自分に学歴がないことで、逆に人として学歴以外でどう勝負できるかを真剣に考えるようになりました。

大学の授業だけでは全く足りません。

積極的に外へ出るようにしましょう。

 

具体的には何をすればよいのかというと、まずは自分のやりたいことを探しましょう。

難しく考える必要はありません。“自分を知る”ことからはじめればよいのです。

 

進路選択は早ければ早いほど良い

 

自分の好きなものや得意なものは何か。筆者は小さいころからマンガ・本・雑誌・ドラマ・アニメ・J-ROCK・ゲームが好きでした。

好きな科目は理科と国語。作文が得意。そろばん1級…などなど。

その程度のものでよいのです。

「自分にはこの道しかない…!」と決めていない限りは、全然ぱっとしないことがわかります。

 

漠然としたものから突き詰めていくのもよいでしょう。

筆者の場合、「将来マスコミ関係の仕事がしたい」といったものです。

 

マスコミ関係といってもいろいろありますよね。

新聞社やテレビ局、広告代理店、出版社…etc.大学には就職支援の施設や制度があったりするので、そこで相談してみることもおすすめします。

こまめにチェックしていると、自分が興味ある分野の講演会がどこかで開かれていることがわかったりします。

常にアンテナを張っておくとよいですよ。

 

ちなみに筆者は大学1年生のとき、ほとんど3年生しかいない就活セミナーや出版社見学に何回か参加して、自分のやりたいことが見えてきました。

とりあえず参加するだけでも、モチベーションアップにつながります。

1年生のうちは遊びたい気持ちもわかりますが、遊ぶかたわら少しでも将来に意識を傾けていた方がより充実した大学生活を送ることができます。

 

進路選択は早ければ早い方がよいです。

大概のことはあとから修正がきくので、今自分が信じる道を行きましょう。

突き進むうちに「何か違うな…」と思いはじめたら、そのときはそのときで悩めばよいのです。

 

筆者は今ライターになることを目指しています。

そのためにできることは、たくさんの本を読むこと・いろんなことを経験すること・文章がうまくなること・レイアウトやデザインの勉強をすること…とりあえずそんなところでしょうか。

 

筆者には文章を書く芸術的才能はありません。

そんな筆者がライターになるにはどうしたらよいか。

自分なりに答えを出すと、それはタフになることだと思っています。

才能がないなりにも文章力を磨かなければならないのはもちろんですが、レイアウトやデザインもある程度できて、経験や知識も持ち合わせていたとしたら、夢に一歩近づくような気がします。

こんな風にして、自分にはないものを補っていきたいものです。

 

最後に~受験に失敗した私からのメッセージ~

 

受験に失敗し、第1志望の大学へ行けなかったあなたへ。

もし、大学生活に意味がないと感じているなら、自分で意味を見出そうともがき続けなくてはだめです。

充実した大学生活にして下さい。同じく受験に失敗した筆者が、心から応援しています。

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