2016.08.25 ( Thu )

一人暮らしのズボラ飯! 電気ポット1つで料理をしよう!

電気ポットはお湯を沸かすだけ?いえいえそんなことはありません。実は万能調理器として活躍できるのです。実際の電気ポットレシピもご紹介します!


記事:榎木勇人

電気ポット

一人暮らしを始めると、財布のことを考えると毎日外食ばかりする訳にもいきません。

だからといって下宿にキッチンがあるとも限りませんし、共同生活やシェアハウスの場合は気を遣うのであまりキッチンを使いたくない場合もあります。

 

そのような時におススメなのが「電気ポット料理」です。

凝ったメニューは作れませんが、栄養の偏りや財布の引き締めには充分な特効薬になるでしょう。

 

今回は、次第にバリエーションが揃えられれば、ちょっとした来客にも対応できる「電気ポット料理」を紹介しましょう。

 

電気ポット料理は安く済む

 

大学生になぜ「電気ポット料理」をこよなく愛する「電気ポット男子」「電気ポット女子」が増えているかというと、その理由はとにかく安いからです。

 

ガスキッチンがあったとしても、契約すると毎月のガス料金がかかります。

簡易式のカセットコンロを使った場合などはもっと最悪で、ラーメンを3~4回焚くだけで1本のガスボンベが消費されてしまいます。

 

せっかく節約のためにインスタントラーメンを買ってきたのに、ガス代でそれ以上のコストを掛けるなんてセンスがありません。

 

それに比べて電気ポットはとにかく安く料理ができます。

お湯の量さえ調整すれば、沸騰するまでわずか数分なので、かかる電気代はほとんどありません。

 

最近はIH式の調理設備が備え付けられている場合も多いですが、同じ量のお湯を沸かすのにかかる電気代と時間を比べてみると、驚くほど差があるのに気付けるはずです。

 

保温せず沸騰させたらすぐコンセントを抜く

 

ただし、気を付けなければいけないのは、決して「保温機能は使ってはいけない」ということです。

お湯を沸かすこと自体にコストはかからないのですが、沸かした後に高温を保つには大量の電気を消費してしまうのです。

 

最近は90℃保温より高性能な98℃保温を標準装備したポットが多いのですが、そんな機能はもってのほかです。

贅沢の敵なので機能ごとすぐに忘れ去るのが得策でしょう。

 

そもそも、ポットにはもともと必要最低限の保温機能は装備されているので、お湯を沸かした後にすぐコンセントを抜いたとしても、1~2時間程度は熱いままです。

 

その後次第に温度は下がりますが、それでも50℃や60℃くらいから再沸騰を必要な時に掛ければ、元より短い時間と消費電力で100℃まで届くので、必要に合わせて再沸騰する癖を付けましょう。

 

メニュー1:これぞ王道!ラーメンもやし乗せ

 

「電気ポット料理」のまず第一歩は、やはりインスタントラーメンに限るでしょう。

カップラーメンをコンビニで買うと約200円かかってしまいますが、袋ラーメンなら特売などを使えば5袋200円程度で買えるので、コストにして1/5で済んでしまうのです。

 

外食でラーメンを食べると平均700~800円かかるので、それと比べると1/10以下です。

圧倒的なコストパフォーマンスを体感できるのは袋ラーメンに限るでしょう。

 

しかも、電気ポットでラーメンを炊こうとした際にもう1つ感動することに気付くハズです。

…そう、電気ポットの窯のサイズは袋ラーメンの四角い麺がちょうど無理なく入るサイズなのです。

 

ここまで来ると、もう相思相愛というか、電気ポットに対して「お前、インスタントラーメンと結婚しちゃえよ。」などと茶化して言ってしまいそうです。

 

(材料)

・袋ラーメン1袋

・もやし1袋

・ラーメンコショー適量

・白菜があれば贅沢な気分が味わえる

 

(作り方)

①電気ポットに500ml程度の水を注ぎます。

②その中にインスタントラーメンを入れます。

③その上にもやしを同時に入れて沸騰させます。

④沸騰したらのびないうちにすぐラーメン鉢に移します。

⑤粉末スープはラーメン鉢に移してから入れます。

 

この時、水の量を多くし過ぎると麺がのびてしまうので、水の量は基本的に少なめで調整してください。

 

また、もやしは水に浸かっていなくて問題ありません。沸騰させる際にポットの中で激しく加熱されるので蒸気だけでも十分に柔らかくなるので試してみてください。

 

メニュー2:何にでも応用自由な温泉卵

温泉卵

次に役立つのが温泉卵です。

スーパーやコンビニで買うと2~3個入りで120~200円程度が相場で、普通の卵に比べて正直かなり割高です。

そんな温泉卵も電気ポットで簡単に作れます。

 

この方法なら何個でも激安で作れるので、ご飯だけでおかずがない時や、サラダに乗せたり、納豆と和えたり、パスタに添えることもできちゃいます。

作った後に粗熱を取ってから冷蔵庫で保存すれば2~3日保存も可能なので作り置きしておいても良いでしょう。

 

(材料)

・生玉子(常温でも冷蔵のままでOK)必要な個数

・温泉卵のたれが欲しければ「つゆの素」を使う

 

(作り方)

①電気ポットに1000ml程度の水を注ぎます。

②沸騰したら水を300ml足し温度を少し下げます。

③その中に卵を4個入れます。

④電源は入れないまま蓋を閉めます。

⑤12~15分くらいで取り出して冷水でさらします。

 

一度で上手に作れるのは6個くらいまでです。

それ以上をまとめて作りたい時は、あらかじめ生玉子を常温に戻しておき、湯温が一気に下がるのを防ぐよう注意します。

 

ゆで卵を作る時のように、卵が割れないように水の中に少量の食塩を入れておく必要はありません。

 

メニュー3:わかめと豆腐の味噌汁

 

日本人にとってなじみの深い味噌汁は、毎日の一人暮らし生活の中でもDNAが自然と求めるような感じがします。

 

けれども定食屋で食事をしたり、学食で注文しない限り、なかなか味噌汁を好きなだけ食べられるチャンスはないでしょう。

牛丼屋で味噌汁を付けると1杯60円程度かかったり、お湯を注ぐだけのインスタント味噌汁もコスト的にそれなりにかかります。

 

そんな味噌汁を思う存分食べられる幸せは、日本人の心とお腹に優しくしみ渡ることでしょう。

 

(材料)

・味噌 適量(水500mlに対して50gくらい)

・粉末だしの素 5g

・豆腐(きぬこしでも木綿でもOK)1丁

・乾燥わかめ 5g

・長ネギ 1/2本

・油揚げ 1枚

・七味唐辛子 適量

 

(作り方)

①豆腐・油揚げ・長ネギを一口サイズに細かく刻みます。

②電気ポットに1000ml程度の水を注ぎます。

③味噌と粉末だしの素を入れてかき混ぜてある程度溶かします。

④材料を全部入れて沸騰させたらできあがりです。

 

冬場は水温が低いので夏場に比べて味噌が溶けにくくなります。

あらかじめ味噌は水に溶けやすいものを使えば便利です。

 

油揚げは無くても問題ありませんが、入れるだけでだしが出て味の深みが増します。

材料はどれもコンビニで手に入るものばかりなので、スーパーの閉まった時間でも作れるのがGOODです。

 

ただし、電気ポットで味噌汁を作った場合に1つだけ重要な注意点があります。

それは「高温保存は厳禁。常温に冷める前に蓋をするのも厳禁。」ということです。

 

特に、常温に冷めないまま電気ポットの蓋をしてしまうミスは、味噌汁が急速に傷んでしまう原因になってしまいます。味が悪くなるだけでなく身体にも悪影響を及ぼしかねないので気を付けましょう。

 

普通の鍋と比べて、電気ポットは保温効果が優れています。

それ自体は良いことなのですが、食品の温度が常温に戻るまでに大幅に時間がかかるために、その間に食品が腐りやすい温度を長時間経ることになってしまうからです。

 

正しい保存方法は、鍋か何かにその都度移し替えて蓋をして置いておくか、もしくは電気ポットのふたを開けたままで埃が入らないようにラップだけ掛けておけば良いでしょう。

 

また、鍋で味噌汁を調理した場合には「夏場は12時間以内に1回、冬場は24時間以内に1回火を通せば、味噌汁は腐らないで何日でも食べられる」ということが言われていますが、電気ポットの場合には残念ながらこれは当てはまりません。

 

鍋で火を通すと日持ちが良くなるのは確かで、それは煮沸による殺菌作用によるものなのですが、電気ポットでは「100℃で沸かし続けることはできない」のです。

沸騰して100℃になった瞬間に「沸かす機能」はOFFになり「保温機能」のみになってしまうので殺菌作用を生み出せないのは電気ポットの残念な欠点なのです。

 

メニュー4:もやしのおひたし

 

某九州系のラーメンのチェーン店では、カウンターにいつでも無料で食べられるもやしのおひたしが置いてあり、学生グループで食べに行った際には何度も容器を空にするまで食べ尽くしておかわりを繰り返すことも多いでしょう。

 

あの何気ない一品が家に常備できたらそんなに幸せなことはないでしょう。

それが電気ポット1台あればいつでも簡単に作れるので、まとめて作って冷蔵庫に常備できるのです。

 

もやしだけでもとても美味しいのですが、ニラを組み合わせるとレベルが一気に上がります。

 

応用バリエーションを増やしたい場合は、ほうれん草ともやしを茹でて、汁ごとのシーチキンと和えると立派なおかずとして通用するでしょう。

ツナ缶のオイルの部分はそれ自体が調味料として万能に使えるので、捨てずに料理に利用しましょう。

 

(材料)

・もやし1袋

・ニラ1束

・つゆの素適量

・しょうゆ適量

・ラー油適量

 

(作り方)

①ニラを一口長のサイズに細かく刻みます。

②電気ポットに500ml程度の水を注ぎます。

③ポットでもやしが浸る程度の上にニラを乗せます。

④沸騰させたらざるに取ります。

⑤冷めたら調味料で和えたらできあがりです。

 

ニラは軸に近い太い部分はもやしと一緒に水に浸かるようにして、細い部分はもやしの上で蒸気にさらすくらいの感覚で茹でるとちょうど良い固さになり食感が楽しめます。

 

電気ポットで沸騰させた後にざるに取った際は、水にさらすと旨みが抜けてしまうので、自然と冷めるのを待つのが美味しく作るコツです。

 

まだまだ応用の幅が広がる「電気ポット料理」の世界に、あなたも飛び込んでみませんか?

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