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就活

2016.07.05 ( Tue )

居酒屋キャッチのバイトをしてたけど質問ある?


大学生になっていろんなアルバイトを経験する人も多いと思います。

 

多くのアルバイトは「時給1000円」「時給1200円」といった時給制のものですが、そのような時給に縛られないアルバイトもいくつか存在します。

 

そこで、今回は自分が実際に現在継続中の「居酒屋のキャッチ」というアルバイトに関して書いてみようと思います。
その前に、「これは押さえておきたいアルバイト情報」をご紹介します。

もちろん、高額バイト料をもらえる、合法的なキャッチのアルバイトも!

 

ちなみにキャッチのアルバイトに関しては、条例で禁止されている場合もあるので、合法的なものかどうか自分できちんと調べてから行うことをオススメします。

 

また、自分が経験した内容はあくまで「居酒屋」のキャッチ経験談であって、違法性のある風俗営業のキャッチではないことを最初に断っておきます。

 

客引きアルバイトとの出会い

 

自分がキャッチのアルバイトと出会ったのは、街角でフリーラックの中に置いてある無料求人誌の求人広告でした。

 

「高時給バイト。簡単な営業のお仕事です。」

 

「茶髪金髪長髪可。服装自由。時給2000円以上可」と書かれていて、「良いことずくめ」の広告に惚れてしまい、時給の高さにつられて応募したのが最初でした。

 

面接に行ってはじめて仕事内容を教えられたのですが、ここではじめて「時給2000円以上可」の言葉の意味を知るのです。はじめて体験する「完全歩合制」という内容です。

 

最初の5日間だけは、1日5時間勤務で5000円の最低給与が保証されるものの、それ以降は「完全歩合制」の言葉通り、実力のみで自分のその日の儲けが決まるシビアな世界でした。

 

ただ、この面接に行った際に担当してくれた人のキャラクターがあまりに面白くて、いつの間にか自分がやる気にさせられていたことだけは今でも覚えています。

 

後から聞いた話ですが、面接を担当してくれた人自体もキャッチを元々経験していて、それから一財産稼いで独立して今の会社を立てたとのことでした。

 

完全歩合制で働きたかった理由

 

その時、最終的に自分がなぜ「固定給」のアルバイトでなく「完全歩合制」のアルバイトを選んだかといえば、「自分の実力を試したかった」というのが半分、「年齢だけで時給を評価されたくない」というのがもう半分の本音でした。

 

大学に入学する前に、高校時代に大手コンビニエンスストアでアルバイトとして働いていたことがあるのですが、その時に自分より年上の大学生が後から入ってきて仕事を1から教えた経験があります。

 

その年上の大学生は、どうも年下に教えられるのが嫌だったらしく、まともになかなか仕事を覚えず苦労しました。

 

レジ打ちだけでなく、おでんの作り方からファストフードのフライヤーの油の交換方法、新聞雑誌の返本の方法、残数表の書き方までいろいろ教えたのですが、正直「使えない」としか言い表しようのない人でした。

 

それなのに、いざ給料日になると、その「使えない先輩」は自分より高いのです。

 

自分が高校生というだけで大学生より時給が50円低かったのですが、そのことにどうしても納得いきませんでした。

 

50円という値段以上に、自分の存在をバカにされている気がしてプライドが許さなかったのです。そのことを店長に直訴もしましたが受け入れられなかったので、その時は結局アルバイトを辞めてしまったという苦い経験です。

 

その時の「頑張った人間が頑張っただけ評価される仕事がしたい」との思いが強かったので、自分には「完全歩合制」のリスクよりも輝きの方が目に留まったのです。

 

キャッチの仕事内容は?

居酒屋

仕事内容については、たぶんほとんどの人のイメージどおりで考えてもらって間違いありません。繁華街で道行く人の中から居酒屋を探している人を探し出し、その人を自分の担当するお店に向かわせたら任務完了で報酬が発生するというものです。

 

自分の場合は5つの異なる店舗のキャッチを同時に任されています。お客さんのグループの特性に合わせて、「個室」「飲み放題」「大人数」など条件に合わせたお店に誘導するのが仕事です。

 

ほとんどの場合、見向きもされず無視されてしまうので最初は心が折れそうになることもありましたが、慣れてくるうちに「無視されて当たり前、振り向いてくれた人をどれだけ高確率で仕留めるか」だけに照準を合わせだすようになりました。

 

ライバルも多く、なかなか思い通りの数字を最初からあげることはできません。しかし、仕事を進めるうちに、人々の表情1つからその人がどれだけの確率で仕留められるかが見えるようになってきました。

 

そのときのコツは、やはり手さぐりで挑戦するのも良いのですが、ライバルの「上手い人のトーク・上手い人の客の実定め方を盗む」ことが重要だと感じました。

 

キャッチをしていると、同業のライバルであっても、同じ仲間意識が芽生えて友達になっていくこともあります。

 

自分の場合も「あのキャッチの人、凄いな」と思っていたライバルの人がある日突然缶コーヒーをおごってくれて、話を聞いてみると同じ大学の先輩だった時に運命を感じたりしました。

 

気になるキャッチの報酬

 

キャッチがもらえる報酬については、お店ごとに条件が異なっていますが、大抵は自分がお店に連れて行ったお客さんの売上の中から一定の割合がキャッシュバックされる仕組みです。

 

あるお店は「平日20%、土日15%」、別のお店は「平日20%、土日30%」とか条件がバラバラです。

 

中には「ドリンクの売上の10%、料理の売上の30%」のように細かい条件設定がされている場合もあって、その条件を事前にすべて自分の頭の中に叩き込んでおいて、一番自分にとって条件の良いお店に案内できるようにすることが、自分の給料を上げる唯一の方法です。

 

仮に平日20%、土日15%のお店の場合で考えると、4人組が1人平均4000円の飲食をしたとして、平日だったら3200円、土日だったら2400円が報酬です。そう考えると、どれだけ悪い条件下でも、最低2時間に1組をお店に送ることができれば、大学生のよくあるアルバイトの時給くらいは稼げる計算になります。

 

そこからは、運の力もありますが、どれだけ大人数の団体やどれだけ高い額を落としてくれるセレブなサラリーマングループを捕まえられるかの勝負です。

 

4人組を捕まえるのも10人組を捕まえるのも労力的にはほとんど差はありません。それでいて報酬に直すと2.5倍も変わってくるので、グループを見定める「目力」だけが頼りです。

 

自分の具体的な報酬で言うと、過去一番凄かったのは、忘年会の二次会を予約していなかった50人連れのグループのお客さんが居て、それを2つのお店に分けて案内したら、羽振り良く飲み食いしてくれて1人当たり単価が1万円近くになったことがありました。

 

その時1グループだけで10万円以上の報酬があって、思わずサンタクロースの存在を本当に信じそうになった楽しい思い出です。

 

さすがにそんなラッキーな機会は年に何度もありませんが、調子の良い日は自分でもびっくりするくらいに次々とお客さんが紹介できる時があります。

 

1時間に2組3組と捕まえられて、4人組が平均客単価5000円の売上を立ててくれた場合、時給が10000円とかになることもあったりします。

 

そんな日はテンションも自然と上がって自分の調子もどんどん上がっていくので、いつも以上に良い流れが何時間も続いたりするので、5時間で数万円を稼げることもあります。

 

ただし、流れの悪い日は1日どれだけ頑張っても1組も案内できずに交通費分だけ赤字で空しく家に帰ることもあります。

 

キャッチの仕事から学んでこと

 

自分が大学1年生の時から始めたキャッチのバイトを今まで2年間以上も続けて来られた理由を考えてみると、やはりその他の仕事では味わえない達成感が大きいと思います。

 

何よりも「自分で汗を掻いている認識」を売上というリアルな数字を通じて肌で感じられるあたりが、自分では天職でないかと思うくらい性に合っています。

 

「頑張ったからこれだけ稼げた」という日には、わざと少し高いご飯を食べて帰ることで自分を鼓舞したり、「今日は思うほどの結果を出せなかった」という日には節約をして外食で食べないとか、自分の中で自分自身に対するメリハリのつけ方が上手くなった気がします。

 

あと、シフトも何も関係なく、自分の好きなタイミングに好きなだけお店の紹介をすれば良いので、憂鬱なアルバイトというより、その日の目標を決めて自分の中でその目標を達成すべく動くゲーム感覚で楽しみながら仕事を出来ているのも、プラスに働いている要素でしょう。

 

このように学生という自由な時間を充分に持っているうちに、「自分の働き方」について考えながら、一つの方向性を見出だすことができたのは本当に大きな収穫でした。

 

あまり誰もが選ばない「完全歩合制」という仕事の現場に飛び込むことができたからこそ見えた世界があって、得られた自信もとても大きな財産になってくれると思います。

 

みなさんもアルバイトを色々考える際に、「時間の切り売り」に終わらない可能性を探る経験の場として、「完全歩合制」も視野に入れてみると、選択肢の幅が広がると思いますよ。

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